夜更かしに珈琲を一杯

寝れない夜のお供に

特技・趣味----読書の人生

特技・趣味------読書

 

どうして小中高の年度始まりの授業では、決まって自己紹介シートを書かせるのだろうと当時の自分は腹を立てていた。

 

1番は「僕、私の特技趣味!」みたいな欄。

趣味こそまだ許せるが、特技なんてものは大した個性もない自分からすれば、あゝなんて俺はつまらないんだ。と己をげんなりとさせるだけの落ち込ませゾーン。

 

題に沿って書くとなると、趣味について。

かといってたいして趣味もなかった僕はいつも

特技・趣味------読書

と書いてきた。

 

よく周りからは、どうせ漫画だろ!と言われる。

確かに漫画は好きだ。大好きだ。

家には漫画が数百冊あり、それ以外にもたくさん読んできた。

ただここで書いた読書は小説を読むことのほう。

 

 

 

あんたは小説を読むかい?

 

(ちなみにこの問い方は僕の大好きな小説の主人公の話の始まりに決まっていう問いかけ口調を真似ている。)

 

以前別の投稿で書いたが、中高の間はひたすらに石田衣良という作家の本ばかり読んでいた。

お陰で本棚の8割が石田衣良だ。

 

小説を読んでいると、自然と作品の主人公に自分を投影して、すごく物語に入り込んでしまう。

 

そんな僕には悪い癖(自分ではあまり思わない)が

あるようで、よく母に叱られる。

 

前買った本を読み終わる前に新しい本を買ってくる。

 

今現在も読んでない方が10冊ほどある。

が、今日も本を2冊買ってきた。

 

本なんていつ読むか決まってないしいいじゃん。

と毎度毎度叱られながら思う。

これって僕だけなのでしょうか。

あなたはどうですか?

本買いだめたりしてますか?

 

 

小説を読むと心が落ち着く。

 

少し臭い表現ではありますが、読んでいると、文字の海に沈んでいって、音は遮断され、身から入ってくる情報だけに神経を集中していると、本と自分ふたりきりの世界のよう。

嫌なことがあったら割と本を読んで気を落ち着かせる。

 

お気に入りの本なんかは読んでいると、そういえば前読んだときはあんなことで悩んでたっけなぁなんて思い出せたりも。

 

 

僕の短い20年の人生は、本に支えられて成り立っている。

 

将来の夢の1つに、本を執筆するということがある。

それを孫に呼んでもらってじいちゃんてこんな人生送ってたんだ!と笑ってもらえたら俺はきっと幸せに死ねるんだろうなぁ。

 

でももっと上手に書けるようになっとかないと、「じいちゃんは3流ポエマーみたいなこと書くんだ!」と笑われてしまう未来が見える。

 

負けるな、おじいちゃんの僕