夜更かしに珈琲を一杯

寝れない夜のお供に

ぼっちの話

恥ずかしい話、独り言をよく言う。

もちろん周りには誰もいない時ですよ。

部屋に一人ぼっち、とか旅先の一人で歩いている時、とか。

 

何を言うかと言うと、これまた恥ずかしい話、自分に話しかける。

 

「あー腹減ったなぁ」(そうだなぁ)

「お、いいやん」(写真上手くなったな)

 

みたいなすごく端的な言葉。

 

自覚してはいたけど、こうして文字に起こすとかなりやばい奴。

 

 

初っ端からこんなこと書いてなに?と思うかもしれない。

つまりは、一人の時間が嫌いじゃない。

 

よくアーティストなんかが、人は一人じゃ生きていけないなんてこと歌っていますが、一人の時間もないと生きていけないですよね。

 

友達、彼女、上司、コンビニのにいちゃん、家族、そんな人たち過ごす時間が自分を支えているんだ。

 

でも1番時間があるのは、自分の時間。

 

一人でも笑うし、一人でも泣く。

 

高校の時、冬場暗くなるのが早い時期、

通学路に河川敷があって、風が強かった。

向かい風のヴォーっという音が嫌いで、よく歌を歌いながら帰った。

口ずさむ、とかいうレベルじゃなくそれなりの声量で。

 

ある日も完全に自分の世界に入って、

確か小さな恋の歌を歌っていた。もんぱち。

 

風の音も忘れるくらい夢中でした。

響くは遠く 遥か彼方へ 優しい歌は 世界を変える

 

(よしサビッ!)

 

シャーっ

 

 

えっ

 

 

 

隣をかなり可愛い女子高生が半笑いで追い抜いて行った。

 

 

 

人というのは、とんでもない事態が起こった際、

変に冷静だと聞きます。

その時の僕もそれだったのでしょう。

迷う隙もなくかなり遠回りの道をして帰って行きました。

懐かしいなぁ。

 

 

なんの話してたっけ。

 

一人の話か。

 

 

最近悩む事が多い。

いや、悩むべきことから目を背けることが多い。

 

嫌なことは後回し。

ギリギリになって後悔する。

 

昔から変わらない。

 

どこか変わったというなら、悩むことが大きくなった。

 

 

いつも最初は(やるぞ!)と燃えるのだが、

途中で見たくなくなる。

きっとそれは、自分が思った形に進んでいないから。

そして流れに逆らうのが面倒で放っておいて、

見るのがやになっちゃう始末。かーっ。

 

心の中の小さな僕が悪魔のささやきをする。

 

ちょっとくらいいいじゃん。

面倒だから後にしようぜ。

やらなくていいよそれ。

 

分かっているのに逆らえない。

 

もっと自分に強くならなければ。

 

と、短いですが以上をもちまして新年の挨拶とさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

こたつに入って食うアイスって最高だな