夜更かしにコーヒーを一杯

寝れない夜のお供にinオーストラリア

オーストラリアに来るまで、きてから

「留学してみたい」

 

いつの日からかそう思い始めるようになった。

別に近しい人が海外に行ってたり興味があったわけではなかった。僕自身、英語の成績がずば抜けていいわけじゃなかったし、むしろ苦手だった。

 

でも、いつからか「世界中の人と会ってみたい」という思いが生まれた。

 

高校を卒業し、地方の私立大学に入った。

もともと大学に行くつもりはなかったから、すごくワクワクして、大学への期待がすごく高まった。

 

大学2年生までに、色んなことをした。

 

サークル

学生団体

ビジネスコンクール

啓発系イベント

イベント主催

バイト

旅行

 

決して大きな不満があったわけではないが、いつも頭の隅に「留学」という言葉があった。

 

家庭環境の関係で県外の大学へ進学出来なかったから、留学なんてとんでもない、と自然と思っていた。

 

 

大学に入ってから沢山の出会いがあり、今の自分の師匠に出会った。

彼は50歳のおじさんである。

 

もともとオーストラリアで10年カメラマンをやっていて、日本に帰ってからはカフェを二軒開いた。

松山で初めてラテアートを始めたのは彼だそうだ。

 

僕は彼の人間味がすごく好きで、沢山のことを見て、聞いて、感じて吸収している。

 

そのうち、「留学したい」という思いが再び出てきた。

 

 

思い切って親に言った。

「留学がしたい」

 

返ってきたのは、想像していた答えとは違って

 

「いったらいいじゃないか」

 

したいことはすればいい

警察さんにお世話にならなかったらなんでもしなさい

 

これは我が家の環境だ。

 

ありがたいことにオーストラリアへ行くことが決まった。

 

 

オーストラリアに行くと決まって、周りにも伝えるようになった。

すると多くの人が僕に問いかけた。

 

「何しに行くの?」

 

 

答えられなかった。

ただ「行きたい」という思いだけが先走って、何をしに行くのかは全く決めていなかった。

 

将来があやふやで、だらだらと生きてきた僕。

目標も持っていなかった。

 

 

質問には答えられなかったけど、心の奥には答えがあった。

 

就活から、大学から、社会から逃げた

 

 

それが答えだった。

 

周りの仲間は大学を辞めていったり、休学をしたり、はたまた通いながら彼らがしたいことをドンドンしていっていた。彼らの姿を見る僕は、自分をどこか惨めに感じていた。今思えば、人と比べるようなことではないのに、と笑ってしまう

 

周りから就職どうするの?とか将来何がしたいの?と聞かれるのがしんどかった。

 

だから、オーストラリアを理由に、ひとりになってみたかった。

 

 

 

今、オーストラリアに立ってみて思うのは、

 

自分がどれだけ多くの人に支えられて生きてきたか

 

ということを痛感している。

 

 

 

シドニーは治安が良い方だよ、と聞いていたけど

着いた初日には駅で夫婦喧嘩か知らないが男の人が顔面血だらけ、女の人は無傷、周りには警察と救急車。

沢山のホームレスが集まっている。

タバコを両手に吸う人や、明らかにラリってる奴。

 

なかなかパンチの効いた街である。

 

 

正直初日にして思ったのは「帰りてえ」でした。

やってられない。

松山が恋しい、というよりはみんなに会いたい、という思い。

 

大学も松山のため、人生で一人暮らしをしたことはない。

人生で初めて親元を離れて生活を始めた。

周りは英語ばかりで、まだ学校にも行っていないのでひとりぼっち。

やってられるかと思った。

 

 

ひとりで公園でコーヒーを飲みながらなんでここへ来たんだろう、と考えた。

 

 

松山で出会い、この度お世話になるバイト先の社長にご飯に連れて行った時、自分の夢のことを語ることがあった。

すると社長はこう言った

 

「私の店、日本食料理店が、お前の将来したいことではないだろう。しかし、ここで本気で勉強すれば、それは後々お前にきっと良い結果をもたらす。

中途半端な仕事しかできない奴は、夢なんか到底叶えられない。

普通の人が10分で100の成果を出すなら、130の成果を出さなければならない。」

 

 

 

ああ、甘えてる暇なんかないんだ。

将来を考えてる場合じゃない。

今、目の前にあるやるべきこと、それをしっかりと全力で取り組んだ先に、きっと自分が追い求めるものがあるんだ、と。

もし仮に見つからなかったとしても、それはそれでいいや。

 

今、ここで得られる経験をやれるだけやってやろう。

 

そう決めました。

 

 

ってことで、オーストラリア生活スタートです。f:id:s-k-blackcat0428:20180503161321j:image