愚痴と未来と人生と
周りの環境にその時その時の思考は引っ張られるなぁと思っていて、
就職活動に余裕を作りたくて一年卒業をずらしたのですが、周りのみんながせっせと就職活動をがんばっているのを見ると、否が応でも自分も将来について考えてしまいます。
どこの説明会にいった、給料はナンボでそこから保険やがらー、週休2日あるけどボーナスがなぁなんて具合。
現代の日本において、多くの若者が大学を卒業して就職します。
しかし皆さんご存知のように就職はゴールじゃありません。むしろそこからが本番なんじゃないかってくらい。
しかしの本番に当たって、かなりの数の若者が特に働きたい理由を持っておらず働かないと行けないから働きに出ているように思います。知らんけど。
大学卒業→就職 というレールは必ずしも乗らなければならないものではありません。
就職前に留学しておいでよ〜、自分で起業して道開きなよ〜、今から別の学校通ってまた新しい道探ってみなよ〜
など、別の道も探せばあります。
しかし多くの若者はその選択をしません。
現実的ではないからです。
安定が無いから、親に否定されるから、周りにダメと言われる、変と思われる、失敗が怖いから。
現代社会には一歩を踏み出すためには、沢山の重圧が掛かります。それが故に人は踏み出さず、安パイな道を進みます。
それってなんだか寂しいよねってことが言いたかっただけです。
偉そうな事をツラツラと並べていますが、僕も踏み出せていない側の人間です。
先ほどの重圧の恐ろしさを嫌ほど知っています。
ただ自分の経験を挙げてみると、僕は海外留学へ行きました。
僕は大学進学に当たり、家庭の事情で県内進学しか選べませんでした。それ故に、留学なんてとんでもない。勝手にそう決めつけていました。
しかしどうしても自分は留学したいと思い、腹括って家族にお願いしました。すると想像とは違い、あっさりOKを頂き、一年海外での生活をすることができました。
どうだすごいだろ!と言いたいわけじゃないです。
やってみたいと思って覚悟決めて踏み出す一歩というのは、それだけの思いが込められた選択。
僕の過ごした海外での一年間は、とても「人生」を感じました。
20過ぎの若僧が人生なんぞと思いますが、なんと言いますか人生に輝きを感じました。
ひとつひとつの選択に、誰かを想う気持ちや先のことを考える重さが乗っかっていたのでしょうか。
そこの先の人生、やりたいことは山ほどあります。その選択は、沢山の重圧が降りかかってくるのではないでしょうか。
でも机上の空論や、口先だけの薄っぺらい人生は、なんだかもう嫌になってしまって、
お金や地位なんかじゃなくって、人生らしさを優先して生きて行きたいなって。
みんなも少し考えてみようよ