旅を感じた朝8時の空
片付けは皆さん得意ですか?
僕は好きです。
得意かはわかりません。
何故だか掃除を始めると
掃除開始(部屋汚い)
↓
掃除中盤(開始時よりめちゃ汚い)
↓
掃除終盤(漫画を読み始める)
↓
掃除終了(無事綺麗)
という流れになってすごく時間が掛かるんですよね。
何がいけないんでしょう。
さて、話は変わりますがついにシドニーを出ました。今はメルボルンのバックパッカーに泊まっています。
絶賛お茶を飲みながら優雅にこれを書いております。
銀杏BOYZがマイブームです。
べびべびー。
引っ越しって人生で大半の人がなかなか指折りする程しかしないものだと思うんです。
マイホームなんか買っちゃったらよっぽどのことがない限りそこに生涯住むじゃないですか。
そんな経験をこっちにきて早速しているということで、疲労がすごいです。
人生で初めて、家族以外の人と暮らしました。
色んなことが重なって、シドニーでは日本人だけが住んでいるシェアハウスに住みました。
同じ部屋に住んでいたSさんはとても優しい方で、僕が心身ともに参っていた時も優しく接してくださり、「ご飯一緒に作る?」とか「よかったら買い物一緒にいく?」とかもう嫁感全開の優しさでした。。
正直、ただシドニーからメルボルンへ生活の拠点を移すだけだから〜くらいに考えていましたが、
いざ出るとなると寂しさと言いますか、恩の深さになんとも言い表しがたい感情が込み上げてました。
出発前夜も荷造りをしながら、Sさんと何気ない話をしてゆったりと時間を過ごしていました。
ああ、世界に出てもやっぱり自分は日本人と関わって行くのかな、と。
それはぱっと聞き悪い言葉に聞こえます。
「わざわざ留学しにでて日本人とばかりつるんで!」と。
でも僕は逆に感じました。
日本人との方がやっぱり価値観というか物の見方が被る節があったり、やはり不自由なく同じ言語でコミニュケーションを取れるというのは素晴らしいこと。
もちろん海外の友達も出来ましたし、人を比べるのも良くはないと思いながら、やっぱり日本だなと感じています。
出発当日の朝。
わざわざSさんは起きてくれて準備も手伝ってくださり、お見送りまでして頂きました。
そして別れ。
いってらっしゃい!
楽しんでね!
そう背中越しに浴びた言葉は、心の芯まで響きました。
一人になり、大荷物で乗り込んだ空港行きの電車。
車窓を除くと美しい空。
臭い言葉ですが、みんな同じ空の下で同じ時間を過ごしているんだなぁ。
そう考えると、少し勇気をもらえました。
このエモさこそ、旅の醍醐味なのかな。
次なる出会いは、どこの国のどんな人か。